シニアが夏バテと間違えやすい慢性疲労症候群?自律神経をチェック ②

45自律神経のバランスチェック

つい軽く考えがちないつもの症状、そこから自律神経の状態がわかります。セルフチェックしてみましょう。

 

そもそも疲労とは?

「疲労」は「痛み」「発熱」と合わせて身体の3大アラームです。疲労アラームは、生存の危機を感知して休息をとるよう脳に警告します。

慢性疲労症候群は、このアラームが壊れて、延々と警報が鳴り響いている状態です。そのため、どんなに休んでも、激しい疲れを感じ続けるのです。

 

慢性疲労症候群の原因は?

これまでウイルス説など様々な説が出ましたが、医学的には断定できていません。最近では、生体アラームの誤作動から考えて、神経の変調、特に自律神経の不調が原因という見方が強まっています。

 

自律神経とは?

スマホ症候群の記事でも書きましたが、自律神経について、ここでもう一度簡単にまとめてみます。

自律神経には、戦闘モードの「交感神経」と安息モードの「副交感神経」があります。

交感神経は、身体を戦闘状態に保ち、仕事や戦いに集中させる神経です。

副交感神経は、身体を休めリラックスさせる神経です。

交感神経と副交感神経の2つの神経が、バランスよく働いて、はじめて私たちの健康は保たれます。

 

バランスが崩れると

ところが、副交感神経の働きが低下すると、交感神経が優位に働き出します。常時戦闘モードとなり、休む事ができなくなります。車でいえばアクセルを踏みっぱなし、エンジンが悲鳴を上げ始めるのは当然です。

 

いろんな症状が発症

さらに副交感神経は、重要な働きも担っています。それは、涙や唾液、汗、血圧や体温など身体の機能コントロールです。

その調子が狂うとドライアイ、ドライマウス、血圧不安定、冷えのぼせ、肩こり、頭痛、めまい、微熱など身体中が発症します。

何よりも大きいのが、安息できないことによる疲労感の増大で、これが慢性疲労症候群の原因とみられています。

 

自律神経が壊れる原因は?ストレス?首こり?

何故、自律神経のバランスが崩れるのでしょう。その原因には、ストレス説と首こり説があります。

不規則な生活や長時間の残業、職場の人間関係などによるストレスが、自律神経のリズムを狂わせる、それがストレス説。

脳と身体をつなぐ細いパイプである首を通る神経が、首こりによりダメージを受ける、それが首こり説です。

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仕事に追われ、人間関係に疲れ、長時間パソコンやスマホを使用する現代人の生活を考えると、2つの説のどちらかというより、両方が複合的に関わっていると考えて良いのではないでしょうか。

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自律神経をチェック

では、自律神経をセルフチェックしてみましょう。

副交感神経がコントロールしている身体の機能をチェックすることで、自律神経の健全度が分かります。

思い当たる項目をカウントしてください。

1□ 肩や首がこる

2□ めまいや耳鳴り、立ちくらみがある

3□ 胃の調子が悪い、吐き気がある(食欲不振、吐き気、、ボウマン感)

4□ 不眠、寝ても疲れが取れない

5□ 血圧が不安定、心臓が急にドキドキする

6□ 多汗、顔や手足にだけ汗をかく

7□ 目が疲れやすい、目が乾燥する、まぶしく感じる

8□ 頭痛がひどい

9□ 下痢や便秘をしやすい

10□ 喉に違和感があり、飲み込みづらい

【判断基準】

2項目以上:要チェックです。自律神経が不調を起こさないように気を付けましょう。

5項目以上:要注意です。日常生活に支障が出る可能性があります。

7項目以上:すでに毎日が苦しいはずです。「うつ」になる可能性もあります。

これらの症状は、不定愁訴とも呼ばれ、病院では原因不明の体調不良と診断されます。数が多い=慢性疲労症候群と断定できませんが、発症する可能性は高くなります。

※これはあくまでも目安です。 チェックが多い方は、他の病気の可能性もあります。専門医の診断も検討してください。

次回は、自律神経のバランスを戻す方法をご紹介します。

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