無資格マッサージでぎっくり首!?接骨・整体・リラクゼーションの危険度は?

最近うちの奥さんが整骨院に通っていて、調子が良いと喜んでいます。そこで、ふと思ったのが、整骨院とリラクゼーションてどう違うのかということです。調べてみると驚きの事実が分かったのでまとめました。

 

マッサージに気を付けよう

駅前を歩くと必ずあるのが、コンビニとマッサージ店。一口にマッサージといっても、整体院、鍼灸、接骨院、リラクゼーションといろいろありますが、皆さんは違いをご存知ですか?

実は国家資格が必要なもの、必要ないものと様々、技術もさまざまなのです。

白衣を着た専門家に施術してもらっているつもりが、実は素人のアルバイトだった。資格はあるけど経験が不足していた。そんなケースもなきにしもあらず。

しっかり選ばないと、効果が無いばかりか、とんでもない目にあう事もあるのです。

 

マッサージで首の骨が!

身体がつらい時、ちょいとマッサージでもと思ってしまいます。

でも、ちょっと待ってください。今、整体やマッサージによる健康被害が増加中なのです。

国民生活センターへの相談は9年間で9000件以上も寄せられ、特に頸椎捻挫(けいついねんざ)=ぎっくり首や脊髄(せきずい)損傷といった重症例が増えています。

 

驚きの被害例

例えば国民生活センターの事例を見ると、

 

【事例1】

神奈川県・50 歳代・女性
マッサージを受け、病院で頸椎捻挫と診断!

マッサージ店で背中などをぐりぐりと痛いくらいマッサージされた。数日後、首や頭の周りが痛くなったので病院に行ったところ、頸椎捻挫と診断された。治療費などをマッサージ店に知らせて対応を求めたところ、「マッサージとの因果関係がはっきりしないので支払えない」との通知が来た。

*頸椎(首)を急激に回転させる施術は危険な技として、厚生労働省は禁止するよう、業界に通知しています。

【事例2】

東京都・30 歳代・女性

接骨院でカイロプラクティックを受けて頸椎捻挫!

自治体の法律相談、弁護士、国の法律相談、警察、保健所に相談したが、因果関係がはっきりしないと言われ、接骨院は保証してくれなかった。このことで体調不良となり退職に追い込まれた。

―「手技による医業類似行為の危害-整体、カイロプラクティック、マッサージ等で重症事例も」平成24年8月(国民生活センター)より

マッサージで首の骨を折られたら怖いですよね。いったいなぜこんなことが起きているのでしょう?

 

事故の原因

  1. 施術について法律上の明確な規定がない。
  2. 店に有資格者がいるかどうか見分けられない。
  3. 危害との因果関係を明らかにすることが難しい。
  4. 整体・リラクゼーションは実は無資格者。
  5. 接骨院も増えすぎ、技量不足の施術者が増加。
  6. 高齢者の骨の状態を理解せず、骨折が起きる。
  7. 特に首は自律神経が集中しており、重い後遺症が残る。

事故はリラクゼーションなどの無資格施設に限った事ではありません。国家資格のありなしにかかわらず、起きています。

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今や、市場の拡大は1兆円規模とも言われているそうです。どうりで、街には施術所や店舗が次々に出来ているわけです。その急激な増加が、技量不足の施術者を増加させているのですね。

無資格のほうが有利?

もう一つ驚いたことに、広告は無資格施設だけができるのです。

国家資格が必要な「整骨院」などは、「これに効きます」とか「料金」など、一切広告できません。これは病院と全く同じで、基本的に病院も一切広告が禁じれれています(自主規制)。

ところが、無資格の「リラクゼーション」は「肩もみに効く」などと誇大な広告を平気で表示できてしまいます。

なぜかというと、リラクゼーションはそもそも治療をする場所として、国に認められていないからです。

ただのリラクゼーション施設=危険がない=アルバイトも可=広告も自由、という矛盾が生まれたのです。

人体の事を勉強して国家資格まで取った治療院が広告できず、資格を持たない施設ができる、変な法律です。

では、資格のありなしはどうなっているのか?この際、しっかりと知っておこうではありませんか。

 

施設の種類と違い

マッサージ、接骨院、整体、リラクゼーション、その違いは何でしょう?

 

有資格施設

資格がなくてはできないのが次の施設です。

接骨院・整骨院

柔道整復師という国家資格者です。本来この資格は、打撲・捻挫・挫傷以上のいわゆる軽いケガを治療するライセンスで、腰痛や肩コリ、膝痛の治療は出来ません。保険が使えるのも“急性のケガ”のみです。

鍼灸院

国家資格です。鍼は揉んだり、押したり、捻ったりはしないので実は一番安全な治療です。

あんまマッサージ指圧

あんまマッサージ指圧も国家資格です。ある程度安心できます。

 

無資格施設

無資格でやれるのが次の施設です。

リラクゼーション

リラクゼーション、エステ、ソフト整体、タイ古式、英国式、ボディケアなどは、無資格で専門知識を持たないアルバイトも多数います。治療ではなくストレス解消や、癒やしと割り切って、無理な注文はしなければ、気持ちよく堪能できます。

整体・カイロプラクティック

これも無資格治療院です。健康保険はじめ自賠責など一切使えません。治療には細心の注意が必要です。やはりリラクゼーションと考えるのがベストです。

 

まとめ

目的が治療ならば、安全な施設を選ぶのは至難の業です。キチンと相談を聞いてくれて、十分な説明をしてくれるところを選びましょう。施術に少しでも疑問や違和感を感じたら、どしどし質問すべし、それに答えられなければ論外。治してもらうという謙虚な気持ちも、時と場合によりけりです。

癒しが目的ならば、リラクゼーションは精神的な効果は抜群です。

どちらにしても、充分なコミュニケーションが取れる信用できる施設を自己責任で選びましょう。

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