郡山「海苔のりべん」究極のり弁食べてみた感想
郡山「海苔のりべん」究極のり弁食べてみた感想

郡山「海苔のりべん」究極のり弁食べてみた感想

最近話題の福島県郡山駅の名物駅弁「海苔のり弁当」を食べてみました。


郡山市にある「福豆屋」は、仕出し弁当や駅弁専門の老舗弁当店。

ここの最近のヒット作が海苔のり弁当です。

「マツコの知らない世界」にも取り上げられて一躍有名になりました。

実は郡山出身なのにこの弁当のことを知りませんでした。

先日、帰郷した際に親戚から教えられたのですが、その時はのり弁が人気???って感じでした。

だってのり弁といえば、弁当屋で一番安いメニューですから、正直なところ期待していませんでした。

ても、親戚があまりに自信たっぷりに語っていたし、故郷の駅弁だからずっと気になっていました。

そこで、一度食べてみっか、ということで東京駅構内中央通路にあるのメガ駅弁屋「祭」で買って来ました。

それにしても、東京駅で買えるなんて。新幹線輸送でしょうか?

製造は4月13日の13時20分と書いてありますが、買ったのはその日の19時ころで、4個しか残っていませんでした。

中を開けてみるとこんな感じ。

おかずは玉子焼、焼鮭、きんぴらごぼう、蒲鉾、煮物、赤かぶ漬け。

決して贅沢なメニューでは無く、むしろ素朴。

ところが、食べてみて目からウロコ!うまい!!

とにかく一つ一つが丁寧に味付けされていてとても美味しいのです。

厚焼き卵もほんのり甘くダシが効いていて柔らか。

鮭も普通はカラカラに干からびていますが、ふんわりして味も最高。

ごぼうも柔らかくとても美味。

他の具も丁寧においしく作られています。

さらに、ご飯の量がたっぷり。ほかの駅弁の1.5倍くらいあります。

その上に宮城県産のみちのく寒流海苔が敷き詰められています。

さらに御飯のなかにはサプライズが!

中にも海苔が二段重ねに敷いてあるでありませんか。だから海苔のり弁当か。

海苔の間には、風味の良いおかか、昆布の佃煮が入っています。

これは、もはや駅弁というより、割烹の仕出し弁当です。

とにかく美味しいものをタップリ食べてもらいたい!という作り手の真っ直ぐな気持ちが伝わって来ます。

駅弁愛がひしひしと伝わって来て、駅弁で初めて感動しました。

身びいきではなく、本気で美味い「海苔のりべん」の値段は990円。

これが作れるなら、福島の復興は間違いなし!でしょう。

 

福豆屋 (ふくまめや)

TEL・024-943-0528
住所・福島県郡山市字燧田 JR郡山駅構内
営業時間・日曜営業
定休日・無休