北朝鮮金正男を殺害したVXガスとは?

マレーシア警察によると、北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の遺体から猛毒のVXが検出されたそうです。VXとは一体何なのか?気になったので調べてみました。

オウム真理教の地下鉄無差別テロに使われた猛毒神経ガスサリン。

それと同じくらいの毒性を持つのがVXガスです。

ウィキペディアによると、

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VXガス(ブイエックス・ガス、VX、O-エチル-S-(2-ジイソプロピルアミノエチル)メチルホスホノチオラート)とは、猛毒の神経剤(V剤)の一種。サリンなどと同様、コリンエステラーゼ阻害剤として作用し、人類が作った化学物質の中で最も毒性の強い物質といわれる。(出典:ウィキペディア)

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そうです。

コリンエステラーゼ阻害剤とは、神経伝達を阻害する作用を持つ化合物です。

浴びると、筋肉の正常な動きができなくなり、唾液が大量に出て、痙攣などを起こし、最終的には、呼吸する筋肉が麻痺し窒息死します。

VXは呼吸だけでなく、皮膚からも吸収されるため、防毒マスクだけでは防げず、防護服が必要になる強力な大量殺人兵器です。

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この写真は、サリンを充填した容器 で満たされたクラスター弾頭ですが、化学兵器は見るからに禍々しい感じですね。

VXは、1950年代初期にイギリスで合成された琥珀色をした油状の液体で、揮発性は低く、無味無臭です。

サリンよりも化学的安定性も高いので、温帯の気候においては、散布から1週間程度は効果が残留すると言われています。

犯行映像を見たとき、金正男がすぐに顔を洗えば助かったのでは?と思いましたが、それも無駄なようです。

水で洗浄しただけでは取り除けなく、化学洗浄が必要な毒なのです。

付着した場合には長期間毒性を維持したまま留まるため、VXガスに汚染された物に触れただけでも危険だそうです。

空港の施設は大丈夫なのでしょうか?

VXは、化学兵器禁止条約により、多くの国で製造と保有が禁止されています。

こんなものを多数の乗客が行き来する空港で使用するなんて、とんでもない事で、今後二次被害、三次被害が心配です。

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