都内で枝垂れ桜の名手と言えば、やはり六義園。暗闇に映し出される枝垂れ桜にあでやかさは一見の価値ありです。2017年の情報最新版をまとめました。
JR山手線駒込駅からたった2分で、広々とした大名庭園の世界が広がっている六義園。
園内は広々として、丘陵や池などの起伏に富み、ゆったり自然散策が楽しめます。
中でも春のライトアップは一見の価値あり。
幻想的なしだれ桜が都会の真ん中であることを忘れさせてくれます。
六義園のなりたち
六義園は、悪名高き「生類憐みの令」を作った徳川綱吉の側用人、柳沢吉保が造園した庭園です。
綱吉共々悪役のイメージが強い柳沢吉保ですが、実際には大悪党というわけではなく、綱吉亡き後、新井白石との政争に敗れて悪役にされたという説も有ります。
ともかく、六義園は柳沢吉保が政界引退後の余生を過ごすために全精力を注いで築き上げた庭園で、それだけに見事で、国の特別名勝にも指定されている大名庭園です。
明治期には三菱の創業者である岩崎彌太郎の別邸となりました。
庭園は万葉集や古今和歌集に詠まれた景色や、中国の故事に因んだ景観が映し出されています。
ライトアップ
一度は見ておきたい「しだれ桜のライトアップ」。
六義園の春の風物詩です。
しだれ桜は、高さ約15m、幅は約20mの巨木。
夜空に浮かび上がる幻想的な姿は見ごたえ十分です。
開催日
期間 : 2017年(平成29年)
3月16日(木)~4月2日(日)
開園時間 : 9時~21時
ライトアップ時間:日没~21時
(最終入園20時30分)。
駒込駅から徒歩2分の染井門から入れます。
茶屋の楽しみ
六義園のライトアップでの楽しみは、何と言っても茶屋です。
甘酒や豚汁、抹茶と和菓子を味わいながら、ライトアップをゆっくり楽めます。
茶屋の営業時間
「さくら茶屋」
9時30分~20時30分
場所:けやき広場
焼きそば、豚汁など軽飲食やお土産などの販売
「吹上茶屋」
9時~20時30分
抹茶と和菓子セット
「心泉亭」
平日:12時~20時
土日祝:10時30分~20時
抹茶と和菓子セット
庭園ガイド
庭園ガイドボランティアの案内で、桜の季節の園内散策を
楽しめます。
日時:期間中毎日11時・14時(60分程度)
集合:サービスセンター前または染井門売札所前
参加費:無料(入園料別途)
※荒天中止
基本情報
住所 : 東京都文京区本駒込6-16-3
営業時間 : 通常:9:00~17:00
ライトアップ期間 : 3月16日(木)~4月2日(日)9:00~21:00
アクセス : JR山手線・東京メトロ南北線 駒込駅下車徒歩2分
※駐車場無
料金 : 入園料中学生以上一般 300円・小学生無料・65歳以上150円
*都内在住・在学の中学生は無料
問合せ先 : 六義園サービスセンター 03-3941-2222
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