シンプル故に、素材の美味さが引き立つ!あさりと大根の鍋は、材料も作り方もシンプルな池波正太郎の愛した絶品料理です。
具沢山の豪華な鍋も美味ですが、シンプルな鍋もまた美味い。
最近、そう思うよになりました。
シンプル鍋は、食材本来の美味さがシッカリと味わえます。
それで今ハマっているのが、江戸小鍋立て。
作家の池波正太郎さんが好んだ超シンプルな鍋です。
具は2つか3つまで。
出汁は昆布に醤油と酒。
このシンプルさが、食材本来の味をしっかり引き出してくれるのです。
今日はあさりと大根の鍋です。
アサリと大根の鍋 2人前
(材料)
あさり 2パック
大根 好きなだけ
昆布
醤油
一味唐辛子
(作り方)
⒈太鼓を千六本に切ります(マッチの軸くらいの太さ)
料亭などで使う「千枚おろし」を使うと簡単に作れます。
この千枚おろしは、なかなか売っていませんが、東急ハンズにありました。
⒉昆布で出汁を取ります。
⒊ダシが出たら、大根とあさりをドッサリ入れます。
⒋煮えたら、醤油と唐辛子をかけて食べます。
⒌食べたら、また大根とあさりを煮る。
これだけなのに、美味い!
味付けがシンプルすぎて、大丈夫か?そう思うかもしれませんが、あさりのダシが出ていて十分に美味いのです。
フーフーいいながら熱い大根を食べる。
これが、また美味い。
飽食の時代。たまにはこんなシンプルな鍋も悪くありません。
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