足立区のビバホーム裏を流れる花畑(ハナハタ)運河に「雪見橋」といしゃれた名前の橋がありますが、2月5日に通りかかったら桜が咲き始めていました。
咲いているのは、河津桜です。3割程度の開花状況ですが、いろんな人が見に来て写真を撮っていました。
桜と言えば「染井吉野」が有名ですが、河津桜ってどんな桜なんでしょう?
河津桜とは静岡県の賀茂郡河津町で毎年3月上旬に満開になる桜です。
染井吉野より濃いピンク色が特徴です。
河津町田中の飯田勝美氏が1955年(昭和30年)に雑草の中で芽咲いているさくらの苗を見つけたのが始まり。
1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名されました。カワヅザクラはオオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定されています。
河津桜は染井吉野のようにパーっと咲いてパーっと散る、いぎよい桜ではありません。
染井吉野より早めに2月上旬から開花しはじめ約1ヶ月で満開になります。
早咲きで、開花の過程も楽しめ、満開を長く維持できる桜です。
無名だった河津桜も最近では、すっかり人気が出て、毎年、静岡県河津町で開かれる「河津桜まつり」も150~200万人規模のイベントになっています。
ちなみに今年の「河津桜まつり」は下記の日程です。
第27回 河津桜まつり2017(平成29年)
2月10日~3月10日 開催!!
詳しくは「河津桜まつり情報局」へ
http://www.kawazuzakura.net/
河津桜は開花予想が立てづらく、ツアー観光客泣かせの桜とも言われていますが、足立区で2月5日に3分咲きなので、意外と見ごろが早いかもしれません。
雪見橋の河津桜は、全くの無名ですが、空いているのでじっくり楽しめます。ビバホームやベルクスにお越しの際は、ぜひおすすめです。
コメントを投稿するにはログインしてください。