ながら運転事故などネガティブな側面ばかりが強調される「ポケモンGO」。あまり良いイメージを持っていないシニアも多いかと思いますが、使い方によっては健康に役立つということが証明されました。
先日、幼稚園児の孫と公園でポケモンGOをしました。
孫はすぐにコツを覚えて次々にポケモンを捕獲、気が付くと1時間ぐらい歩き回っていて、こりゃ運動に良いなと思っていました。
そんな事を考えていたら、先日医学雑誌に、ポケモンGOとウォーキングに関する記事が出たので、簡単に紹介します。
ハーバード大学がポケモンGOを研究
アメリカでポケモンGOのプレイヤーの歩数を調べたところ、最初の1週間で1日平均955歩多く歩いていたことが分かりました。
これは、世界有数の医学誌『BMJ』のクリスマス特集に寄稿されたハーバード大学などによる調査の結果です。
研究は、アメリカの18歳から35歳のトレーナーレベル5以上の人を対象に行われました。
すると、プレイした人は、「ポケモンGO」をインストールした直後の1週間には、プレイしなかった人に比べて、歩数の変化が1日平均955歩多くなったそうです。
しかし、6週後には元に戻ってしまったそうです。少し飽きちゃったのかもしれませんね。
研究班は、「今回「ポケモンGO」と歩数の関連は短期的だったが、ゲームを通じて運動量を維持する人がいるかもしれない」と述べています。
今や日本の医療費は10兆円を超えて、国家予算並みになっています。
増大し続ける高齢者医療費の削減のために国は躍起になっていろいろな手を打ち始めていますが、まずは歩くことが最大が健康法である事は明白!
それには、ポケモンGOは大きな可能性を秘めているように思います。
長続きさせるには、さらにアイデアや工夫も必要でしょう。例えば孫とシニアのタッグでプレイするイベントなどを開発してはどうでしょうか。
運動のための運動は結局長続きしません。なによりも、高齢者が楽しみながら運動するきっかけになれば「ポケモンGO」は救国のゲームになるかもしれませんね。
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