口の悪すぎる大統領が問題になっているこのタイミングで、口の悪い人ほど正直者!という研究成果がアメリカで出たそうです。
口の悪い人っていますよね。
罵詈雑言を浴びせかける上司。
歯に衣を着せない友人。
毒舌な八百屋のじいさん。
いらっとすることもありますが、一方世間では、「口は悪いけど本当は良い人」みたいなイメージも言われてきました。
果たして口の悪い人は、良い人なのか?悪い人なのか?その疑問に答える研究が最近行われました。
研究をしたのはアメリカのケンブリッジ大学などのチーム、その研究結果によると
口の汚い人ほど正直者なんだそうです。
研究では、Facebookを使って調査が行われました。
Facebookというのがいかにも今のアメリカらしい研究です。
まず、7万3000人のFacebookユーザーを分析して、不正直な過去の記述と口の悪さとの関連性を調べました。
その結果、口汚い言葉を使う人の方が、正直度が高かったそうです。
さらに、アメリカ48州の州政府の正直度と、それぞれの州の住民がFacebookで汚い言葉を使う頻度を比較しました。
この結果も、口汚い言葉を多く使う人ほど、正直で信用できる人である確率が高かったのです。
「汚い言葉をたくさん使う人は、言葉をフィルタにかけていないようです。だから、話の内容についても、フィルターにかけていないと考えられる。」と、ケンブリッジ大学のDavid Stillwell氏は説明しています。
真っ先に頭に浮かんだ言葉を使う人は、真実をストレートに言う傾向も強いそうです。
さらに、多少下品な言葉は絆を深めるはたらきをすることも多いそうです。
汚い言葉を使う癖は、ある意味性格の良さを表しているのかもしれません。
Facebookで汚い言葉を使いまくるトランプ大統領などは、オリンピック級の正直者という事になるのでしょうか?
確かに言うことは口汚いですが、良し悪しは別として、首尾一貫していますね。
この研究がトランプ大統領のために行われたかどうかは不明です。
これからは、普段は憎たらしい口の悪い知り合いも、意外に善人に見えてくるかもしれません。
とはいえ、むかつくのは変わりありませんが。
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