医学的に見る人差し指の長さから「男らしさ」「女らしさ」が分かります。
目次
男は女の改造型
そもそも人間は、母親の胎内で受胎した時の基本は女性です。男として誕生するのは、実は女性型を男性型に改造しているからなのです。そして、その時に人差し指の長さが変わります。
いつ、どのように、改造される?
発生したばかりの生命は、男女で違う染色体を持っています。女性は〈XX〉染色体を、男性は〈XY〉染色体を持っています。
この男性にしかない〈Y〉染色体が「睾丸」を作ります。そして、そこから出る「男性ホルモン(テストステロン)」を母親の胎内で自ら浴びることで、骨格や性器や脳を男性型に改造します。
男は自分の力で、肉体を女性から男性に改造・変身して生まれてくるのです。
男性ホルモンが人差し指を短くする
胎内で男性ホルモンをたくさん浴びる程、人差し指が薬指より短くなります。そして人差し指が短いほどアグレッシブで行動的になります。
サッカーのナショナルチームや一流証券マンの人差し指の長さの統計を取ったところ、一般人よりかなり短かったそうです。人差し指が薬指より短いのは男らしさ、長いのは女らしさの象徴とも言えます。
人差し指が短い男性
人差し指が長い女性
男性的要素は、外向きで行動的、エサを集め外敵と戦う力を発揮します。対して女性的要素は内向きで調和を好み家庭を柔らかく包み込みます。
ところが、実際には人差し指の短い女性も数多くいます。
人差し指が短い女性の場合は?
人差し指が短くなるのは、男性ホルモンの影響なのに何故でしょう?実は、女性でも胎内で母親の男性ホルモンを多く浴びることがあります。
女性にもある男性ホルモン
母親の男性ホルモン?女性に男性ホルモンがあるの?そう思われるかもしれませんが、あります。男性ホルモンは、男女どちらにとっても生命を維持するのに不可欠なものです。男女に限らず、副腎でも男性ホルモンは作られるし、母親の卵巣からも分泌されます。
そして、それが多く分泌される事があります。その場合、女性でも男性と同じように人差し指が短くなります。このような女性の場合、良い意味で男勝り、積極果敢で行動的、政治やスポーツの世界などで活躍している人たちが多くいます。
指の長さはあくまで個性
人差し指の長さは、生物学的に男女を分けるものではありません。あくまで個性や気質の一つです。それを知る事は、自分の個性を活かす事につながります。
男女どちらが優れているかという話もナンセンスです。男女はお互いに補完する事で成り立っています。
生物学的に弱いのは男
ただし、生物学的に弱いのは男であることは事実です。男は痛みやショックに弱く、ストレスにも弱い生き物です。
まず、出産の痛みに男は耐えられません。ほとんどショック死するだろうと言われています。がんの発生率や自殺率にも数倍の差があります。出血量も男性は1リットル程度で致死ですが、女性は耐えられます。事故などで生き残るのも女性が多く、寿命も長いのです。
「女性は存在であり、男性は現象である」と言う医学者もいます。改造生物である男性は、病気に強いX染色体も女性より1本足りません。Y染色体は車で言えば、後付けのターボチャージャーのようなものです。
パワーアップした改造車はデリケートで壊れやすい。男性にはそれと似た悲哀があります。見た目は強そうでも、中身は女性の方がはるかに強いのです。
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