TBS「爆報!THEフライデー」で発覚した渡鬼の五十嵐めぐみさん「隠れ脳梗塞」!その判定法は?
TBS「爆報!THEフライデー」で発覚した渡鬼の五十嵐めぐみさん「隠れ脳梗塞」!その判定法は?

TBS「爆報!THEフライデー」で発覚した渡鬼の五十嵐めぐみさん「隠れ脳梗塞」!その判定法は?

12月16日放送の番組TBS「爆報!THEフライデー」の「あの人は今コーナー」で渡鬼の美人女優・五十嵐めぐみさんの「隠れ脳梗塞」が発覚しました。「隠れ脳梗塞」とは何でしょうか?

 

脳梗塞とは?

脳梗塞とは、脳の血管が詰まって、脳細胞が壊れてしまう病気です。命が助かっても、死んだ脳細胞は二度と再生しないので、意識障害や手足のマヒ、言語障害など、重度の後遺症を残す場合が多くあります。

 

脳梗塞特有の症状

①    顔や体の片方がマヒする、動かない

②    言葉が出ない

③    ろれつが回らない(特に、さ行、ら行、ぱ行)

④    視野が半分欠ける

このような症状が現れたら、急いで対応する必要があります。

 

隠れ脳梗塞とは?

今現在なにも自覚症状がない方も安心できません。実は50代以上のシニアの多くは「隠れ脳梗塞」を持っている可能性があります。

「隠れ脳梗塞」とは、自覚症状の少ない微小な脳梗塞です。「無症候性脳梗塞」とも呼ばれ、普段は気が付かず、たまたま脳ドックの検査などで見つかる場合が多くあります。かくれ脳梗塞があると約10.5倍も脳卒中を起こす頻度が高くなると言われています。

 

隠れ脳梗塞テスト

脳梗塞の対策と自宅でできる簡単テストのやり方。隠れ脳梗塞をチェックする簡単なテストをやってみましょう。

 

うずまきテスト

*手指の細かい運動機能をチェックするテスト

①   紙に黒いペンで5mm幅のうずまきを5周書いてください

②   続いて、赤いペンで黒い線のすき間に、10秒以内でうずまきを書きます

(判定)

黒と赤の線が2か所以上重なったり、はみ出している場合は要注意!

 

 

ミンガッツィー二テスト

*小脳から大脳の広い範囲にある錐体路(運動性経路)の異常をチェックするテスト。半身まひが起きる前の軽い段階をチェックできます。

 

①    仰向けに寝ます

②    目をつぶります

③    両足を45度持ち上げます

④    そのままキープ

(判定)

キープできずに下降した場合、大脳の運動野に異常の可能性あり!

FASTチェック

「FAST」という簡単なチェック方法もあります。

 F:Face(顔)歯を見せて笑ってみる➡片方がゆがむ場合

 A:Arm(腕)両腕を水平に上げてみる➡片方が下がる場合

 S:Speech(言葉)会話の具合➡ろれつが回らない・言葉が出ない場合

(判定)

3項目のうち一つでも症状があれば、脳梗塞の疑いありです。その時は、

 T:Time(発症時刻)時刻を確認してすぐ119番しましょう。

“発症時刻”は重要です。

脳梗塞には、血栓を溶かす“特効薬”があります。ただし、発症後4時間半以内に限ります。それを超えると、血管組織が壊れている可能性があり、かえって大出血を起こす危険が高くなります。

 

脳梗塞対策

脳梗塞対策は水分補給です。脱水症状にならないよう、こまめに水分を補給しましょう。脳梗塞発症の多くは、睡眠中と朝の起床後2時間以内に集中しています。特に就寝前と起床後にもコップ一杯ずつの水を飲みましょう。高齢者はのどの渇きに鈍感になっているので、乾いていなくとも定期的に水分補給してください。

アルコールやカフェインは、利尿作用がありますので、度が過ぎると脱水につながるおそれもあります、ほどほどにしましょう。

50代になったら脳ドックなどで脳の状態を見ておく事も有効です。できればおススメします。