凶作用を及ぼす建物「形殺」について実例を見ながらお話しします。
風水では凶作用を及ぼす建物を「形殺」と言います。
「形殺」とは読んで字のごとく「形の殺気」です。
風水では、尖ったもの、角張ったものは殺気があるとされ、それをイメージを感じさせる建物は「形殺」です。
ほかにも、廃墟や墓場、葬儀場、ゴミ捨て場、高圧線などの施設、住まいと道路との位置関係も、形殺に含まれます。
形殺は住んでいる本人はもちろん周辺の住人にも凶の影響を及ぼすので、注意が必要です。
引っ越す時は、出来れば形殺を避けるようにして下さい。
形殺にはいろいろあるので順番にご紹介していきます。
今回は1棟だけ周囲から飛びぬけて高い建物「露足殺（ろそくさつ）」についてです。
「露足殺」とは、1棟だけ高い建物があり、周囲は低い建物があるような状態です。
その建物を、低い建物が囲んでいる場合は、「露風殺（ろふうさつ）」と言います。
どちらも読んで字のごとし、「露足殺」は足元がむき出しで不安定な感じ、「露風殺」は風にさらされて寒々した感じです。
風水では、気は風によって散らされるので幸運が溜まりにくい状態でもあります。
このような建物に住むと、孤立しやすくなり、人間関係のトラブルを招きがちです。
高い建物の住人は、良い協力者に恵まれず、成功からも遠ざかりがちになります。
しかし、貿易業、旅行業、行商業など一人で外を歩き回る仕事には吉とも言われます。
両隣に部屋がある場合は、悪影響は薄れますが、角部屋の場合は、対策が必要になります。
化殺方法は、外に鏡や八卦鏡をかけて、邪気を反射させる事です。
次回は別な形殺例をご紹介します。
コメントを投稿するにはログインしてください。