初心者がタロットについて独学で学ぼうとしたら、まず本を読みますよね。
でもいろんな本が出ていて、どれを読んだらいいかわからない、下手に専門的な本を読んでも挫折するだけ。
そんな時におすすめなのが、この一冊「いちばんやさしいタロット・リーディングの教科書」です。
なぜこの本をおすすめするのか?
その理由は52例もあるサンプルリーディングです。
前半は、普通のカードの解説ですが、後半はサンプルリーディング集になっています。
275ページの本の半分以上が、恋愛や結婚、仕事や人間関係などいろいろなテーマ別に、実際にタロット占いを行った結果の詳しい解説なのです。
実はタロットで初心者が一番つまずくのが、カードをどう読み解くか、つまりリーディングです。
例えば、ワンドのクイーンの例で見ると、おおらか、明るい、自信家、意志が強い、気が強い、感情的、わがままなどたくさん意味があります。
転職で悩んでいるときに、こんなカードが出たらどう読めば良いのでしょう。
楽観的になっていると読むか、自信を持って選べると読むか、
感情的になりすぎていると読むのか、はたまた年上の女性が良いアドバイスをくれると読むのか?
これはカードの出方や位置、相談者の年齢や性別、状況で読み方リーディングが変わってきます。
ここが初心者には難しいところです。
つまり、カードの意味を覚えてもリーディングができない状況になるのです。
それに慣れるのは、実占を重ねてゆくしかないのですが、なかなか最初はそうもいきませんよね。
そこで、リーディングの例を数多く見ることが必要になるのです。
この本の52例のリーディングでは、1枚1枚丁寧に、なぜこう読むのかと言うことが解説されています。
また、その結果、どのようなアドバイスにつなげるのかという例も挙げられています。
もちろん、リーディングは占い師によって変わりますし、絶対の正解などありません。
だからこの本を読んで、なるほどこう読むかと理解したら、自分ならこう読むという見方をするのもありです。
そこまでいけたら、あとは実際に数多くに人を占ってみることです。
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